やすらぎの川、みどりの丘

新潟県出身で北海道在住。自由な日々を求めて、毎日を生きる。妬まぬように、焦らぬように。

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

失われゆく労働力をどこに変換するべきか

労働力は腐りやすく、保存しておくことが出来ない。したがって、豊かになるためには、労働力は常に収益もしくは資産に変換されるべきである。僕たちは朝起きると、エネルギーの回復した状態で一日がスタートする。これは、働けるだけの体力、意志力があると…

高く飛べなくなったバッタの話。

高く飛べなくなったバッタの話をご存じだろうか。あるバッタはもともと2メートルの高さまで飛ぶことができる。ここで、このバッタを捕まえてケースに閉じ込め、天井に透明なアクリルの蓋をしてみよう。ポイントは、この天井を高さ50センチメートルのところに…

21世紀の道徳ではなぜ「弱いものが善」とされるのか。

僕たちは多くの常識的な価値観の中に生きている。目上の人に反抗してはならない、弱いものに対して優しくあるべきだ、浮気をすることはいけない、などがそうだ。では、これらの道徳と呼ばれる価値観は、絶対的なものなのだろうか。いや、そうではないだろう…

センス・オブ・ワンダーを持って、世界を散歩する。

『沈黙の春』の著書でよく知られるレイチェル・カーソンは、その瑞々しい感性をもって自然を見続け、農薬が及ぼす環境への問題を鋭く指摘した。彼女は56歳の若さにして癌で亡くなってしまうのだが、その最期のときに書いていた本が『センス・オブ・ワンダー…